NST(栄養サポートチーム)の活動紹介
チーム医療の推進
医療の高度化、多様化により、従来のように医師と看護師などのコメディカルがばらばらに対応するだけでは解決できない問題も増加してきました。
栄養、褥瘡、摂食嚥下、感染予防、緩和ケア、呼吸療法といった病気の回復を阻んだり、遅延させる種々の問題点を解決するため、今、全国各地の病院で種々の医療チームの立ち上げが進んでいます。
当院では褥瘡チーム、栄養サポートチーム(NST)を立ち上げて、入院しているすべての患者様の(1)褥瘡の予防対策、治癒促進。(2)栄養状態の評価。(3)栄養計画の作成。(4)栄養管理と評価。(5)栄養療法の合併症予防に貢献しています。
医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、栄養士がそれぞれの専門知識、技術を結集して目標の達成を目指しています。
今後も当院では、病院に存在するすべての問題に立ち向かうため、チーム医療を推進していきます。

NST(nutrition support team)とは
近年、入院中の患者様の病気を治すためには栄養が大事であることが指摘されております。
いくら医師が懸命に治療し、看護師が看護しても栄養状態が悪いままだと病気の治療が遅れるばかりか、さまざまな合併症により死亡する危険が増すことがわかってきたためです。
しかし、栄養の様子を調べて、患者様の病気、状態に合った栄養療法を行うには高度の専門知識が必要であり、医師、看護師、薬剤師、栄養士、臨床検査技師が結集し、各々の知識、技術を提供することで初めて可能になります。それがNSTです。
当院におけるNST
- 目的
すべての入院患者様に適切な栄養管理を提供し、予後の改善やQuality of Lifeの向上を
めざす - 導入の経過
2004.3.10〜 院内勉強会開催
2004.8.1 入院患者様のスクリーニング開始
2005.2.1 NST正式稼動
2005.11.1 NST稼動施設に認定(日本静脈経腸栄養学会)
2006.4.1 全入院患者様に対する栄養スクリーニング開始
2006.9.20 NST認定教育施設申請 - スタッフ
医師: チェアマン 内科 森安博人 他4名
看護師: 14名
薬剤師: 4名
臨床検査技師: 1名
管理栄養士: 1名
計 25名 - 活動内容
栄養状態のよくない人や悪化するおそれのある人について、
以下のような活動をおこなっています。
1) 栄養回診をおこなって、からだの様子を調べます。
(病棟回診:1〜2週間に1回、総回診:1ヵ月に1回)
2) 体重、腕まわり、皮下脂肪量の測定を行ないます。(1〜2週に1回)
3) 血液検査をおこなって栄養状態の変化を調べます。( 1〜2週に1回)
4) からだや病気の状態に合った熱量(カロリー)や栄養素の量を計算して、
栄養療法に役立てます。
院内スタッフのレベルアップのため以下のような活動もおこなっています。
5) NSTミーティングおよび勉強会を開いて知識を交換し深めます。(月1回)
6) 栄養外来により院内の栄養療法に対する相談を受けます。(週1回、緊急は随時) - 活動実績
<NST対象者数>

当院NSTの体制

NSTの編成

※各々医師1名、薬剤師1名看護師1〜2名より編成



