奈良県立五條病院 お問い合わせ:0747-22-1112

外来担当予定表

診療科のご案内

薬の豆知識

薬の正しい使い方

薬が正しく効果を現すためには、医師の指示した用法・用量を守らなくてはなりません。
お薬の袋には飲む時間や量が書いてありますので、それにしたがって飲んでください。
自分で勝手に解釈した服用方法や使用方法では、病気の治療ができないばかりか、副作用が出たりすることもあるので注意してください。

内服薬(のみ薬)

薬の種類によって服用する時間が食前・食後・食間などと決められていますので、指示された時間を守ってお飲み下さい。また、お薬はコップ一杯の水またはぬるめのお湯で服用して下さい。お酒やジュース・牛乳で服用しますと効果が強く出過ぎたり、逆に効かなかったり、時には思わぬ副作用が現れることがあるので注意して下さい。錠剤をかんだり、つぶしたり、またカプセルを開封して内容物だけを服用したりすると、その薬の特性が損なわれる場合がありますのでそのままおのみ下さい。(特性 例えば1日1回の服用でよい薬は、一度に全部溶けずに何時間もかかって溶けるように作られています。)
ただし、お薬の中にはお口の中で崩壊して水無しで飲めるものもありますので、薬剤師におたずね下さい。

服用時間について
●食後 食事の約30分後まで
●食直後 食事のすぐ後

薬の多くは、食後に飲むように指示されています。これは、胃の中に食物があると、薬で胃を荒らすことが少ないからです。また、食事という週間に関連づけて飲み忘れを防ぐという効果もあります。


●食前 食事の約30分前
●食直前 食事のすぐ前

食事の前に服用すると、食後と比べて薬の吸収がよいので効きめが早く現れます。
※ 食事に関係する薬(食欲を増す薬や吐き気止めの薬)、血糖を下げる薬などに適用されます。


●食間(食後2時間) 食事の約2時間後

食事の後約2時間たつと、胃の中がからっぽになり、食物による影響が少なくなります。食物の影響を受けやすい薬や、胃粘膜を保護する薬などに適用されます。


●就寝前 寝る30分くらい前までの間

●頻服 指示のあった症状があるときだけ一時的に服用

主に「痛いとき」や「熱があるとき」、「便秘の時」などの急な症状に用いられます。

このページのトップへ

舌下錠

舌の下に薬を入れておき溶かしながら、口の粘膜から吸収させ、速く効果を得るときに使われます。かみ砕いたり、飲んだりしないで下さい。

このページのトップへ

トローチ

かみ砕いたり、飲んだりしないでください。ゆっくり溶かすようになめて下さい。

このページのトップへ

湿布剤(痛み止めの貼り薬)

湿布を貼る前には汗を良く拭いて清潔にしてから貼って下さい。湿布に含まれるお薬はゆっくり吸収されるので頻繁に貼り換える必要はありませんから指示された回数を守ってお使い下さい。また、温める湿布は刺激が強いので入浴の30分以上前にははがして下さい。かぶれやすい人はあらかじめガーゼを当てて、その上から貼るとよいでしょう。

このページのトップへ

軟膏・クリーム(塗り薬)

以前に塗った薬をきれいに洗い落としてから、新しい薬を塗るようにして下さい。また、入浴後は薬の吸収が良いので、1日に1度はこの時にお薬を塗るようにすると治療効果が上がります。塗り薬は厚く塗っても全部は吸収されないので軽くすり込むように薄く塗るだけで充分です。

このページのトップへ

坐薬(座って飲む薬ではありません)

坐薬は直腸から入れる薬です。吸収が速く全身に行き渡るので速効性があります。また胃や肝臓への負担が少ないので、乳幼児やお年寄りの方、胃腸の弱い方に適したお薬です。使用時には以下の点に注意して下さい。 ・肛門に入れる薬なので飲まないで下さい。
・排便を済ませてから使いましょう。
・使用の前後には手をきれいに洗いましょう。
・坐薬を入れてから20〜30分くらいはあまり動かないようにして下さい。
・坐薬は体温程度で溶けやすいので、冷蔵庫で保管し、使用する20〜30分くらい前に冷蔵庫から出して室温に戻してから使いましょう。

このページのトップへ

含嗽剤(うがい薬)

のどや口腔の洗浄や消毒、炎症止め等の目的で使用します。通常、殺菌消毒剤を薄めて使いますが次のような注意をよくお守り下さい。
・指示された濃度を守って薄めて下さい。また、使用回数も指示を守って下さい。
・飲み込まないように注意しましょう。
・いったん薄めた液は早めに使いましょう。長期保存はできません。

このページのトップへ

点眼薬(目薬)

目の表面はたいへん傷つきやすく、細菌にも汚染されやすいので注意が必要です。点眼薬を使う時には以下の手順に従って下さい。
・使用の前には石けんなどで手指を洗って清潔にしましょう。
・指で下まぶたを軽く開き、薬を1〜2滴落とします。
・しばらく目を閉じて静かにしていましょう。
・あふれた薬を清潔な布かティッシュペーパーでふき取ります。
・また、次の点にも注意して下さい。
・目をパチパチさせたり、点眼薬の容器の先がまつげやまぶたに触れないようにしましょう。
・2種類以上の点眼薬を使う時には、5分くらいの間隔をあけて下さい。

このページのトップへ

点鼻剤(鼻に入れる噴霧剤)

鼻詰まりや鼻炎などを治療するために直接鼻腔に入れる薬です。点鼻剤を使用する時は次のような注意を守って下さい。
・使用前に鼻をかみ、手を洗ってから、鼻腔に噴霧します。
・薬をよく行きわたらせるために、使用後 2〜3分間は動かないで下さい。
・口に流入した点鼻液は、飲みこまずに吐き出して下さい。
・容器の先を清潔に保つために,よく拭くか消毒しておきましょう。

このページのトップへ

吸入剤

薬液を霧状にして吸入し、咽頭・気管・肺などに作用させる薬です。使用するに当たっては、以下の注意を守って下さい。
・指示された回数を守り、急に使用を中止しないで下さい。
・使用前には吸入器をよく振って下さい。
・十分に息を吐き出した後で、ゆっくり吸入します。その後、呼吸を数秒間止めて、鼻からゆっくり息を吐き出します。
・2回吸入するよう指示がある場合は、再び容器を振って、約30秒、間をあけて使うようにしましょう。
・薬を吸入した後は、温水で口をすすいで下さい。また、使用した容器は清潔にして乾燥させておきましょう。

このページのトップへ

その他の注意事項

・症状が似ていても、全く異なる病気の場合がありますので、他人の薬をもらったり、自分の薬を人にあげたりしないで下さい。
・古い薬は使用しないこと:以前の病気の薬が残っていても、それを服用・使用することはやめましょう。症状が似ていても、全く異なる病気の場合があります。
・自己判断で薬を中止することはやめましょう。:自覚症状がなくなっても、まだ病気が治りきってないことがあったり、中止することで悪い症状が起きることがあるので、自己判断で服用を中止せず、必ず医師に相談して下さい。

このページのトップへ

Copyright 2007 (C) Nara Prefectural Gojo Hospital. All rights reserved.